2009-02-12

ppx ファイルオペレーションコマンドと自動補完機能

Ad-Aware SE の定義ファイルは手動でしか更新できなくなって久しい。
これまで、どのように手動更新していたかといえば、
ppxを2窓左右に開いておいて、左から右へと上書き移動をしていた。

具体的には

1.ファイルオペレーションコマンドに上書き移動のコマンドを登録し、
2.左窓に定義ファイルを選択された状態にしておき
3.反対窓に更新する定義ファイルのあるフォルダを開いた状態で
4.登録たコマンドを実行する
ことで定義ファイルを更新を行っていた。

これだと、いちいち、新旧のファイルのあるフォルダを表示させてから実行しなければなく、非常に面倒である。
それなので、コマンド登録時に、ファイルの移動先をデフォルトの反対窓とせず、旧ファイルのあるフォルダに指定してコマンドを登録し直して使うことにしていた。

こうすることによりダウンロードしてきた定義ファイルだけを選択しておくだけで上書き移動ができるようになった。
「defs」という名前でコマンドを登録。定義ファイルのあるフォルダを移動先として指定し、同名ファイルがある場合は上書き処理。ダイアログはこんなかんじ。














話が少し脇道にそれるが、
以前のバージョンアップで、各種一行文字列編集時に補完候補が自動で表示されるようになり、さらに補完候補ファイルを編集することができるようになっていた。

以下ヘルプファイルより抜粋

自動補完機能付きの一覧表
・概ね「ヒストリの一覧」→「補完候補ファイルの一覧」→「カレントディレクトで該当するファイル名の一覧」の順で表示します。(状況によって順番が変わります。)
・補完候補ファイルは、目的に応じて以下のファイルが使われます。これらファイルは、添付PPXFxxx.TXTを元にして設定を保存するPPxxxxx.DATと同じ場所に作成されます。
PPXUPATH.TXT ファイル名・パスの候補用
PPXUCMD.TXT コマンドの候補用
PPXUMASK.TXT マスクの候補用

 「;」でコメントを記載し、一覧中に表示可能です。PPXUCMD.TXT は添付ファイルのように、各コマンドのオプションも一覧表示可能です。
 補完候補ファイルを編集した場合、カスタマイズの再読込(%K"LOADCUST")をしないと反映されない場合があります。

抜粋おわり。


バージョンアップ時には、この機能の使い道の有用さがまるでわかっていなかった(ただ、ただディレクトリ移動に使うことばかりを考えていた)のだけれど、「長いコマンドを楽に補完できる」ということがどんなにすごいことなのか今頃になって気がついたという次第。

どういうことかといえば、話は上記の定義ファイルの話にもどる。
上書き移動の作業に何が面倒かといえば、いちいち新旧ファイルのある窓を開かなければならないことである。
それが面倒ならば、コマンドラインでファイルオペレーションコマンドを実行すればよい。
のだけれど、コマンドが延々と長くなってしまうので、ふつうだったらそうしようなどとは思いもしない。

が、どんなに長いコマンドであろうとも、楽に補完できるのであれば少しも苦痛ではない。
ひとたびコマンドを入力してしまえばあとは自動で補完してくれるのだから。

具体的には、
「ファイル名を指定して実行」ダイアログをHを押下して表示させ、






以下のようなコマンドを実行させれば、はい終了。単純そのもの。

*file defs /src:"D:\hoge\hoge\defs\defs.ref" /dest:"C:\Program Files\Lavasoft\Ad-Aware SE Personal\" /same:2

ひとたびこのコマンドを実行すれば、次からは、たとえば file と入力しただけで即座に補完候補が表示されるようになる。


























気がついてしまえば、な~んだ簡単じゃんという話。

ファイルオペレーションコマンドにはCopy、Move、Rename の基本的なもののほか、BurstCopy、DirMirror、Append、2HDspritなどいろいろとコマンドがデフォルトで用意されている。これらを駆使し、補完機能を活用すればさらにさまざまなことが簡単に処理できるようになる。

やっと自動補完機能の使い道がわかった。
ちょっとしたことだけれど、すこし幸せな気分になれた。
作者の方に感謝です。

2009-01-25

ツールバー右置き化計画

モニターを解像度が1920×1080ピクセルのモノにした。
これまで1280×1024ピクセルのものを使っていたので、
とまどってしまうくらい画面が横に長く感じられる。

そこでハタと思いついた。これだけ横長なんだったら、ツールバーを下や上に置いておいたのではもったいない。
右か左かどちらかに寄せちゃった方がすっきりするんじゃないかいな・・・
ということで試しにやってみた。

画面左側にはアイコンを置くことにしているので、ツールバーは右側に配置することにした。

幅が広すぎると見た目が間抜けすぎるので、アイコンが表示される最小の幅にすると落ち着く。
ウィンドウズのスタートメニューが右上に、タスクバーば右下に配置される。

スクリーンショットはこんなかんじ(長くてごめん)

タスクバーからマウスを使ってファイルを操作することはほとんどないので、別に常時表示されていなければダメというわけではないので、消してしまっても問題ない。

タスクが見たければ Alt + Tab でタスク切り替えダイアログを表示させればええやん。
(AutoHotkeyを導入すれば、任意のキーを押すだけでタスク切り替えダイアログを表示されられるので楽ちん。わざわざAlt + Tabを押さなくてもよい)

プロパティで「タスクバーを自動的に隠す」をチェックしてもいいのだけれど、マウスオーバーで、キョトキョトと消えたり出たりとせわしないことこの上ない。ならばタスクバーの表示をホットキーで切り替えられるようにしてしまえばすっきりする。必要な時だけ表示させればいい。
とうわけで、こちらのページのスクリプトを参考にさせてもらい、表示・非表示を切り替えられるようにした。

これで完璧じゃんというにはまだはやい。
右置きのタスクバーが隠れないようにウィンドウを配置しなければならない。
というよりは、ウィンドウがタスクバーを隠してしまった時に、右側をちょこっと空けて、ウインドウを素早く移動させられるようにしなくては。
で登場してもらうのが、menuHacker。

menuHackerには、setwindowposというコマンドがあり、ウィンドウの位置(x,y座標で指定)、横幅、高さを自在に変更することができる。
そのうえ、ソフトウエア別にコマンドが登録できるようになっているので、きめ細かな指定ができて助かることこのうえない。

たとえば以下のようなコマンドを登録しておけば、タスクバーが隠れてしまっても、あわてずさわがずチョイチョイとなおせる。

[Resize (&J)
800 (&J),setwindowpos,1095,0,800,1084
1200 (&K),setwindowpos,695,0,1200,1084
1900 (&L),setwindowpos,0,0,1895,1084
]


あれこれ以上のような準備をして、実際に使ってみた。
これが、意外や意外。ものすごく使いやすい。

例その1
ブラウザでネットを見ながら、レジストリエディタを起動して、画面を左右に並べて、楽々編集ができる。これまでは、ブラウザの画面を見て、レジストリエディタにフォーカスを移すと、ブラウザの画面が隠れてしまい、肝心のレジストリキーの名前が確認できない!! というイライラが解消された。
スクリーンショットはこんなかんじ。















例その2
エディタとファイラを左右に並べて作業できる。参照したいファイルなりフォルダなりを眺められる。おまけにディレクトリのツリー表示も余裕。それだけじゃなくデスクトップの左端に置いてあるアイコンも一目瞭然。fenrirなんかも起動させてもノープロブレム

スクリーンショットはこれ














例その3
ブラウザをチマチマとケチくさく幅800ピクセル表示にしなくてすむようになった。おかげでわざわざ画面を右に寄せたり左に寄せる必要がなくなった。おいらの眺めているネットのページはだいたい1000ピクセルで収まるようになっているものがほとんど。この幅で見ていればあますところなく全画面が表示できる。まあまれに1200のものもあったりするが、気にしない。


デスクトップが広くなると、これほどまでに作業が楽になるもんだとは想像もしなかった。
ツールバー右置き化計画はとりあえず成功裏に終わった。

おまけ

新規購入したモニターはこれ。
さっそく設置して、ドット欠けをチェック。
あっりゃぁ~・・・ 一個だけ発見。ドット抜け交換保証なんかに入ってるわけもなく、とほほ・・・
どこかで、画面を軽くたたくと、ドット欠けがなおることもある!!という話をどこかで読んだのを思い出して、さっそくやってみた。
おぉ~!! なんとなんと、なおっちまったい。
何事も一度は試してみるもんだというお話。

2009-01-12

試用 Everything search engine

ファイル検索にはもっぱらLocate32を使っていたが、最近、「Everything search engine」というソフトを知る機会があったので、さっそく試用してみた。

ちなみにスクリーンショットはこんなかんじ












ホームページをざーっとながめまわしたところ、

・プログラムのファイルサイズが小さい
・簡潔明瞭なインターフェイス
・すばやいファイルのインデックス化
・すばやい検索
・システムリソースの使用が少ない
・リアルタイムでのインデックスファイルアップデート  

が特徴とのこと。
さらにFAQをのぞいて気がついた点は以下のとおり。
・パソコン内のファイルをインデックスするのにかかる時間 数秒(100万ファイルだと約1分)
・ファイル内検索はできない
・システムリソースの使用量は2万ファイルの場合だと3~5mb程度
・ファイルシステムの変化を監視
・Booleanの演算子を用いた検索ができる
   デフォルトだとAND検索
・ワイルドカードや正規表現による検索ができる
・特定のディレクトリを指定しての検索が可能。
・外部ファイラの使用可能
ひとわたり説明を見た限りなかなかよさげな感じ。
で、試用してみての感想。

・確かに検索が速い。
検索速度はLocate32と比較してどちらが速いといわれたら、正直言ってわからない。
しかし、データベースのアップデートは速度は圧倒的にこちらの方が速い。

・スムースな検索が可能。

検索のための条件を入力する部分が一カ所しかないので、マウスを使わずとも、検索条件の入力がスムースにできる。

たとえば「test.htm」というファイルを検索する場合、tes htm と入力すれば目的のファイルを表示させることができる。Locate32の場合だと、ファイル名と拡張子を別々の場所に入力する仕様。

また、ファイル名のあとに \xxxとディレクトリを付加すればそのディレクトリから検索をしてくれる。

Everythingの検索の使い勝手は、fenrirのそれと似ており、個人的には慣れているせいもあり使いやすい。

・Locate32との比較では拡張性がやや見劣りする。
 Locate32は検索したパスを様々に活用することができるようになっている。たとえばパスを任意のアプリケーションに渡して実行させたり、リネームしたり。さらに好みのキー割り当てで即時にそれらの処理を実行することができる。
Everything の場合、コンテキストメニューからは以下のことができる。

Open (関連づけ実行)
Open path (エクスプロラーでパスを開く)
Explore path(ツリー表示ありでエクスプローラーを開く)
Copy full name to clipboard(フルパスをクリップボードにコピー)
Copy full path to clipboard (ファイルのあるディレクトリ名をクリップボードにコピー)

コンテキストメニューはこんなかんじ
















デフォルトではフォルダの表示はエクスプローラになっているが、パスを渡して、好みのファイラでのフォルダの表示が可能である。それには、Everything.iniファイルを編集すればよい。
(詳しくはホームページのFAQに記述されている)

具体的には
open_folder_command=$exec("ExternalFileManager.exe" "%1")
open_folder_path_command=$exec("ExternalFileManager.exe" "$parent(%1)")

ExternalFileManager.exeを外部ファイルのフルパスに置き換え、INIファイルの最終行に追加し保存する。
ちなみに、PPxの場合だとこんな。PPxに依存する引数もうまく渡せるようだ。

open_folder_command=$exec("C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE" /r "%1")
open_folder_path_command=$exec("C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE" "$parent(%1)")



・ファイルシステムの変化を監視してくれるので、手動でのデータベースのアップデートの手間がかからず楽である。が、監視してくれるということは言わずもがな常駐する。

この点がこのソフトの最大の強みではないだろうか。新規に追加されたファイルが、何もせずとも即時に検索結果に反映される。fenrir やLocate32ではデータベースの手動アップデートが必要である。

全体としての感想。
検索の速さとデータベースの取り扱いの安易さがすばらしい。とりわけ新規ファイルの監視をおこなってくれる点が無精なおいらには都合がよい。
ただ、おいらの場合、ファイルなりフォルダなりを検索するのは、単純にそれの関連づけを実行することはほとんどなく、探し出したファイルなりフォルダのパスを、その他のアプリケーションで利用したいから探し出すことが圧倒的に多い。
その観点からすると、検索後、探し出したパスの処理をどうするかに重きが置かれる。そうなるとおのずと、探し出したパスを、柔軟かつ十分に活用できうるソフトを選んでしまう傾向にある。
たぶん常用するには至らないような気がする。
ただ、すばやく単純な検索のみをするのには間違いなく重宝する。

今後のアップデートを期待したい。