その1 ポチエスの設定ファイルを書くのがおっくう
Paper Plane xUI(PPx)のファイラPPcを常用している。
任意の拡張子、たとえば拡張子 htmのファイルを、をある時はテキストエディタで開きたいときもあれば、HTML専用エディタで開きたいときもある。またあるときはそれぞれ違ったブラウザ(IE、Firefox、Opera、Safariなどなど)で開きたいときもある。
そんなとき、しばらく前はPPcからポチエス関連付け版「esExt5」にパスを渡して好みのプログラムで開いていた。
適当なキーに、たとえば「/」とかに
%Ob C:\soft\Fenrir\fenrir.exe /cmdtarget=%FCD /cmdfile=C:\soft\Fenrir\cmd\0enter.txt |
これはこれで便利に使っていたのだけれど、困ったことにポチエスの設定ファイルを書くのがどうも苦手で、(おいらにとっては設定が複雑かつ高度すぎて追いつけないのがほんとのところ)fenrirを多用するようになり、fenrirの使い勝手の良さが手になじんでからというもの、PPcからポチエスを呼び出して使うことは皆無となってしまった。
とはいっても、やはりファイラから開きたいときもある。
そんなにまで手になじんだfenrirなんだったら、PPcで使えばええやん。
というわけでfenrirをポチエスの代替として使えるようにしてみた。
fenrirの引数「/cmdtarget=」および「/cmdfile=」をPPcのキー割当てのコマンドに組み込めばよい。
「/cmdtarget=」はPPcで選択しているパス %FCDを
「/cmdfile=」はfenrirで呼び出すコマンドファイルを指定する。
(fenrirのコマンドファイルにはEnterを押下すると発動する0Enter.txtを指定)
上記の内容のPPc側コマンドは以下のとおり。
%Ob C:\soft\Fenrir\fenrir.exe /cmdtarget=%FCD /cmdfile=C:\soft\Fenrir\cmd\0enter.txt |
0Enter.txtのサンプル
こうしておけば、PPc上で選択したファイルのパスが、コマンドファイルを指定した状態でFenrirに渡り、好みのプログラムでファイルが開けるようになる。
[.exe;
ShellExecute|"%P"
]
[.html;.htm;.url;.hts;
&Fox |"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe" "%P"
&Emeditor |"C:\Program Files\EmEditor\EmEditor.exe" "%P"
&NoteTab | "C:\Program Files\NoteTab Light\NoteTab.exe" "%P"
&IE|"C:\Program Files\Internet Explorer\IEXPLORE.EXE" "%P"
]
[.jpg;.jpeg;.gif;.bmp;.psd;.tif;.ico;
&BrastPNG |C:\tool\Yukari\BlastPNG.exe "%P"
&Garan |C:\tool\Garan135\Garan.exe "%P"
&Nkv |C:\tool\nkv-0.7.2\nkv.exe "%P"
&MsPaint |C:\WINDOWS\system32\mspaint.exe "%P"
&PhotoFiltre |"C:\Program Files\PhotoFiltre\PhotoFiltre.exe" "%P"
]
以下略
これでPPcからfenrirを起動させるとマウス付近にポップアップが出てきて、そのなかから選択する。
スクリーンショットその2 PPcでのキー割当てが苦手
PPcの0Enterコマンドポップアップ画面
参考までにfenrirでの0Enterコマンドポップアップ画面
ここまでやってみて気がついた。
パスがfenrirに渡せるなら、fenrirでパスを選択したのと同じことになるじゃん。
それなら、これまで使ってた何でも御用達コマンドファイル(常用しているプログラムを列挙したコマンドファイル)が使えじゃん。
(フォルダに関しては、PPc本体でプログラムにパスを渡すようにキー割当てをすればいいのだけれど、キー割当てがかなり面倒なのが悩みの種。そのたびごとにカスタマイザーを起動して設定するよりも、使い慣れたfenrirから起動する方がよっぽど手間がかからないというのが正直なところ)
たとえば0tab.txtに、フォルダパスを利用して起動するプログラムを列挙しておく。要はかたっぱしから選択したパスを処理するプログラムを列挙すればよい。
新しいプログラムを追加した時など、わざわざPPcに新規でキーを割当てなくとも、fenrirのコマンドファイルにちゃちゃっと追加すれば事足りる。
0tab.txtのサンプル
[.***;
&Clipname|"C:\tool\ClipName\ClipName.EXE" "%P"
&DGCA |"C:\Program Files\DGCA\dgca.exe" "%P"
NOA&H|"C:\Program Files\Noah\Noah.exe" "%P"
N&KV|"C:\tool\nkv-0.7.2\nkv.exe" "%P"
&Locate|"C:\Program Files\Locate\Locate32.exe" -p"%P" -c
Metam&Orphose|"C:\Program Files\Metamorphose\metamorphose.exe" "%P"
&QCD|"C:\Program Files\Quintessential Player\QCDPlayer.exe" "%P"
&PhotoFiltre|"C:\Program Files\PhotoFiltre\PhotoFiltre.exe" "%P"
Ga&ran|"C:\tool\GaranLT100\GaranLT.exe" "%P"
&Snowbird|"C:\soft\snowbird5\Snowbird.exe" "%P"
Trash |"C:\tool\trashremover\Remove.VBS" "%P"
以下略...
]
スクリーンショットおいらにとってPPcとfenrirは、ファイル操作の最強コンビです。
PPcの0tabコマンドポップアップ画面
参考までにfenrirでの0tabコマンドポップアップ画面
0 件のコメント:
コメントを投稿