遅まきながら、あらためてfenrirの偉大さを再認識する発見があった。・コマンドファイルに、複数の違ったコマンドを記述できるということ
根が単純で阿呆なものだからコマンドファイルに記述できるコマンドは一種類だと勝手に思いこんでいた。
・拡張子ごとに開くプログラムが指定できるということ
文章にすると、何がそんなにすごい発見なのかまるでわからないと思うので、以下に説明します。
なんだそんなの知ってらぁという人は以下読み進むのは時間の無駄です。
一つのコマンドファイルには一つのコマンド。それしか記述できないものだと思っていた。(あ~ぁ 恐ろしや、恐ろしや)
[.exe;
ShellExecute|"%P"
]
上の例だと、0enterを押して発動するコマンドは、ファイルを実行するコマンドのみ、と信じて疑いもしなかった。
ばっかじゃないかと思われるだろうけれど、ほんとにそう思いこんでいたんだから仕方がない。
それはそんなんじゃなくて、並列して以下のように記述できるということに、遅まきながら気がついた。
たとえば、0enterを以下のとおりに記述すると・・・
選択したアイテムがEXEファイルだったら、そのEXEで実行してくれ、
[.exe;
ShellExecute|"%P"
]
[.\\\;
PPX |"C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE" /r "%P"
選択アイテムがフォルダだったら設定しているファイラで開いてくれる。
指定した拡張子が重複していたら、ポップアップで選択肢を表示してくれる。
(なおかつ該当する拡張子が見あたらない場合PPXは上位のディレクトリを開いてくれるという、念の入った仕様になっている。作者の方に感謝、感謝)
至れり尽くせりの内容で、涙が出てくるくらいだ。
それでだ、複数のコマンドが記述できるなら、拡張子ごとに開くプログラムがそれぞれ指定できるということ。
たとえば、画像関係のファイルであれば以下のように指定できる。
これがどういうことなのか、しみじみ考えてみた。
[.jpg;.jpeg;.png;.gif;.bmp;.psd;.tif;.ico;
&Garan |C:\tool\Garan135\Garan.exe "%P"
&Nkv |C:\tool\nkv-0.7.2\nkv.exe "%P"
&MsPaint |C:\WINDOWS\system32\mspaint.exe "%P"
&PhotoFiltre |"C:\Program Files\PhotoFiltre\PhotoFiltre.exe" "%P
コマンドファイルの記述は若干設定が面倒くさいが、ポチエスの呪文のような設定ファイルを、汗水垂らしながら、からっぽの頭を絞って、記述することを考えれば、何十倍も楽である。(ポチエス関連づけ専用版はすばらしいプログラムです。でも、単細胞なおいらには高尚すぎて、頭脳レベルのはるか上を行ってしまっており、自在にポチエスをあやつることができなくて、しごく当然。設定ファイルがもうすこし簡単だったなら最高なんだけどなぁと敗者の弁。)
ポチエスの関連づけ専用版の内容を、fenrirのコマンドファイルに移植してしまえば、
なんと、なんと!! 「ポチエス」関連付け専用版が不要になってしまうじゃないか!!!
これまでは、選択したパスをポチエス関連づけ専用版に送るという面倒くさい手順を踏んで、好みのプログラムを開いていたが、そのプロセスがすっぽり無くてすむ。
それでもポチエス関連づけ専用版を使いたくなる場合があったりする。
たとえばhtmlファイルをブラウザで開かずにエディタで編集したいとき。
そんなときのため
4enter(shift+enter) のコマンドに、ポチエス関連づけ専用版へパスを投げるコマンドを残しておく。以下のとおり。
4enter.txt
[.***;
esExt|C:\soft\esExt\esExt5.exe "%P"
]
さらに、0enter で指定しなかったふだん使いのプログラムは 0tab(タブを押してポップアップから起動する)コマンドにしておけば、ファイルあるいはフォルダを指定して、すてきなランチャーと化す。
0tab.txt
これで完璧だぜ。ベィビィ!!
[.***;
&Clipname|C:\tool\ClipName\ClipName.EXE "%P"
&DGCA |"C:\Program Files\DGCA\dgca.exe" "%P"
&Em editor|"C:\Program Files\EmEditor\emeditor.exe" "%P"
&Fire fox|"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe" "%P"
&Getia|C:\soft\getia\getia.exe -s%C "%P"
NOA&H|"C:\Program Files\Noah\Noah.exe" "%P"
FL&Iist|"C:\soft\FileInfoList\FileInfoList.exe" "%P"
N&KV|C:\tool\nkv-0.7.2\nkv.exe "%P"
&Mini|C:\tool\minisearch\MiniKensaku.exe -b%P -m%C
Er&Name|C:\soft\er200a2w\erename.exe "%P"
Metam&Orphose|"C:\Program Files\Metamorphose\metamorphose.exe" "%P"
&QCD|"C:\Program Files\Quintessential Player\QCDPlayer.exe" "%P"
Ga&ran|C:\tool\GaranLT100\GaranLT.exe "%P"
&Snowbird|C:\soft\snowbird5\Snowbird.exe "%P"
PP&X|"C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE" "%P"
&PhotoFiltre|"C:\Program Files\PhotoFiltre\PhotoFiltre.exe" "%P"
&Trash |C:\tool\trashremover\Remove.VBS "%P"
&Undup|C:\tool\UnDup15\UnDup.exe "%P"
----------------------------------------
ContextMenu(&J)|C:\tool\contextmenu\ContextMenu.exe "%P"]
なんでこれまで、こんな単純で基本的なことに気がつかなかったんだろう。
まったくもって、ほんとに救いようのない阿呆じゃないか・・・と、いまさらながら認識するに至った次第。
きっと、おそらく、いや間違いなく、fenrir愛好者の皆さんはとっくに知っていたに違いない。いや、絶対知っていたんだ・・・知らなかったのはおいらだけ・・・
とほほ・・・な訳ですが・・・
fenrirがないと夜も日も明けない、今日この頃です。
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