2007-07-01

PPXのことがまるでよくわかってなくても、とにかくこれだけ押さえれば、便利にサクサクッと、難解なPPXが使えたような気になれるかもしれないTips

下準備
その1 ホットキーを設定しておく

PPXを素早く開くことができるホットキーを設定することが、まず最初に肝心。
ファイラを開かなくては使えない。ごく当たり前のことである。
コンビネーションキーなど使うのは面倒なので、
AutoHotkeyを使って、アプリケーションキーにPPXを割り当てる。


AppsKey::Run,C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE




その2 外部プログラムから目的のフォルダを素早く開ける工夫をしておく
ファイラが開けても目的のフォルダが即開けなければ使いようがない。
ランチャなどから即PPXが開ける設定を整備する。
・コンテキストメニューの設定

 フォルダに関連づけを行い、右クリックのコンテキストメニューから即起動できるようにする

・ランチャの設定

 ランチャから即PPXが起動できるよう設定をする
  選択した任意のファイルあるいはフォルダをPPXで開けるように設定する



 設定例 fenrirの場合
[.***;
Dir |"C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE" /r "%P
]"

 設定例 Shorter Launcherの場合

@dircmdの部分をPPXに差し替える


@dircmd C:\Program Files\PPX\PPCW.EXE



・外部プログラムの設定

頻繁に使用するプログラムで、ファイルを参照したいと思うもので、外部プログラムが設定できるものには登録する。

たとえば検索ソフトLocate32とかgetiaなど、その他エディタなど。

で、ここからが本題


Tipsその1 表示を自分の好みに変える

常時使うファイラなので、操作しやすいよう自分仕様に変える。
偶数行の色を変えるだけで、格段に見やすくなる。



カスタマイズ起動→PPC全般→ 一体化関連を表示以下の項目を変更

・複数PPcを一体化させ、1ウインドウにする
・ツリー窓表示させ共用する 
・タブを常時表示
・最大同時表示ペイント数 2 

偶数行の色を変更
カスタマイズ→色→エントリ状態を表示させ
通常(偶数行)の色を適当に設定する





Tipsその2  登録ディレクトリをカスタマイズする


デフォルトでは数字の0を押すと「ヒストリー&登録ディレクトリ」がポップアップで表示される
そこによく使うフォルダを登録する。
登録はポップアップの画面上で行ってもよいが、PPX.CFGファイルを編集したほうが確実である。

以下、その内容



M_pjump = { ; [0] Path Jump
A = %h0
B = %h1
C = %h2
D = %h3
E = %h4
F = %h5
G = %h6
H = %h7
I = %h8
J = %h9
|| =
Desk&top = #0:\
Control&Panel = #3:\
&Recycled = #10:\
&StartMenu = #11:\
1 = %0
&2 foo = C:\Documents and Settings\foo\Application Data
&3 soft = C:\soft
&4 tool = C:\tool
&6 Fox profile = C:\Documents and Settings\foo...defalt
&7 system32 = C:\WINDOWS\system32
&8 My Doc = D:\My Documents
&9 BACK = D:\BACK
|| =
&U Program files = C:\Program Files
&V Favorite = D:\Favorite
&X Macros = D:\My Documents\My Macros}







Tipsその3 最低限のデフォルトのショートカットキーを把握する


すごくたくさんキーが割り当てられているが、とても覚えきれないので、最低限必要でかつコンビネーションキーの必要でないものを覚えた。たったこれだけでも、マウスに手を伸ばす回数が確実に減る。


覚えたもの

C コピー
D カーソル位置/マーク対象をごみ箱へ移動
E テキストエディタで編集
F ファイルマスク(カレントディレクトリのみ)
G 反対の窓と場所を入れ替える
H ファイル名を指定して実行
J インクリメンタルサーチ (Shift + J コンソール) 
                       *Tipsその5を参照
K ディレクトリ作成
M ファイルを移動
P 書庫作成(LHA)
Q 終了(確認無し)
R 名前を変更
S ソート(カレントのみ)
U 書庫解凍
X コマンド入力実行(ファイル名付き)
Y PPvで表示(フォーカス移動無し)
Z カーソル位置のファイルを開く(Shell依存)
0 ヒストリー&登録ディレクトリ
1~9 ドライブ移動
F5 ディレクトリ再読込
TAB 次のPPCへ



Tipsその4 頻繁に使う基本機能をショートカットキーに割り当てる


'@' ,%K@^C%K~@^\V
          
;反対窓に選択エントリのショートカットを作成

'?' = @C
          ;選択エントリを反対窓にコピー
'_' = @M
         ;選択エントリを反対窓に移動
':' ,%K@^LEFT
         ;前に戻る(履歴)
']' ,%K@^RIGHT
         ;次に進む(履歴)
'.' ,%K@^\F10
         ;シェルメニュー


Tipsその5 インクリメンタルサーチモードを利用する


 ただ利用するのではなく、キーをカスタマイズして使いやすくする。

インクリメンタルサーチモードのデフォルトのショートカットはJで、検索のコンソールが出る設定になっている。インクリメンタルサーチモードの切り替えはShift+Jが割り当てられている。

これをサーチモードの切り替えをJに、コンソールの検索をShift+J に割り当て直す。



\J = @J  インクリメンタルサーチ (コンソール)
J = @\J インクリメンタルサーチ


シフトを押すことなくモード切替ができ、スムーズに深い階層への移動が容易となる。fenrir と併用すればさらに高速な移動が可能である。




おわりに


あくまでも、個人的に難解なPPXが使えたような気になるTips です。 使えたような気になるという点を 強調しておきます。とんでもない間違いや勘違いをしでかしている場合があるかもしれません。その際はご容赦ください。

しろうとがあれこれ格闘したことをメモ書きとしてまとめたものですが、少しでも参考になれば幸いです。

PPXを使っていての感想ですが、こんなことをしたいんだけどなぁ・・・と思ってできないことがまずないこと。

最初はなんのことやらわからなくてさわっているうちに、じわじわと、ほんの少しずつではありますが使い方がなんとなく理解できるようになること。

(メニューの割り当ての方法なんてまるでわからんかった)

辛抱強く使い続ければ、手になじんだ最高のファイラになると思います。

作者の方に感謝です。


作者のホームページ
TORO's Library
参考にさせていただいたサイトリスト
Paper Plane xUI Hiki - FrontPage
Paper Plane xUI My Customize
Paper Plane xUI まとめサイト - Paper Plane xUI まとめサイト
FrontPage - * PPX (Paper Plane xUI)コンフィグメモ

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