PPx 無上のファイラー その1 より つづき
2. M_Ccr ContextMenuへ追加する方法。(コンテキストメニューから実行する)
エントリーの上にマウスを持って行き、右クリックするとコンテキストメニューが表示される。そこに、任意のソフトを登録し、実行するというもの。渡すことのできるパスは一つでも、複数でも大丈夫。ただし、パスを渡されるソフト側の仕様によりダメなこともあり。
例をあげてみよう。
任意のフォルダ中、拡張子PNGファイルをソートし、それらの必要なものだけ画像処理ソフトで開くとする。
さてどうするか。
無上のファイラー その1 で説明した方法。つまり"%M_exec"のコマンドを実行する方法以外に、マウスの右クリックのコンテキストメニューを選択することにより、同様の操作を実現することができる。
マウス操作がおっくうではない人におすすめだろう。
エントリー上での右クリックメニューに、ソフトを登録すればよい。
登録の仕方にはカスタマイザーから登録する方法と、PPX.CFGファイルを直接編集する方法との二つがある。
カスタマイザー利用の場合は、カスタマイザーを起動し、メニュータブを選択。
PPc[Enter]/M_Ccrを選び、項目と割り当てる内容を記述し、追加キーを押せばよい。
PPX.CFGファイルを直接編集する場合は、当該箇所 M_Ccr = { ; ^[Enter] ContextMenuへの追加分以下に項目と割り当てる内容を記述すればよい。
M_Ccr = { ; ^[Enter] ContextMenuへの追加分 EmEditor(&J) = "C:\Program Files\EmEditor\EmEditor.exe" %#FCD esEXT(&K) = "C:\soft\esExt\esExt5.exe" %FCD &PNG = %Ob "C:\tool\Yukari\BlastPNG.exe" %#FCD -- = &Copy = %K"@C" &Move = %K"@M" 以下略 } |
上記のような設定をすることにより、マウスの右クリックから、任意のソフトにパス名を渡して起動することができるようになる。
冒頭にあげた例の作業をする場合の操作は以下のようになる。
カーソル行の拡張子でファイルをマスクし、画像処理ソフトに送りたい画像をマークする。右クリックによりコンテキストメニューを表示させ、目的のソフトを選択すれば起動する。
言われてみれば、どうということはないけれど、使えればそれなりに便利である。
3. PPCUSTW.EXEを使って、機能・キー割り当てあるいはコマンド実行にキーを割り当てる方法。
前項と同様に、登録の仕方にはカスタマイザーから登録する方法と、PPX.CFGファイルを直接編集する方法との二つがある。
カスタマイザー利用の場合は、カスタマイザーを起動し、キー割り当てタブを選択。
KC_mainを選び、キー指定後、コマンド実行にコマンドの内容を記述し、追加キーを押せばよい。
PPX.CFGファイルを直接編集する場合は、当該箇所 KC_main = { ; PPcメイン窓 以下に項目と割り当てる内容を記述すればよい。
自分の設定したコマンドの一例
KC_main = { ; PPcメイン窓 &^NUM7 ,%Ob "C:\Program Files\FastStone Image Viewer\FSViewer.exe" %FCD &^NUM8 ,%Ob "C:\soft\esExt\esExt5.exe" %FCD &^NUM9 ,%Ob "C:\tool\Yukari\BlastPNG.exe" %#FCD &\O ,%Ob "C:\Program Files\metamorphose\metamorphose.exe" %FCD |
ただし、あれこれたくさんコマンドを指定しても、阿呆のおいらには覚えきれないので、よく使うものだけに限定している。あまり使わないものについては、「個人用実行メニュー」か「コンテキストメニュー」に登録しておけば事足りる。
さいごに、いつものことながら、作者の方に感謝です。このソフトは、時間の節約とストレスの解消に大いに役立ってくれています。
0 件のコメント:
コメントを投稿