「PPxから各種プログラムにパスを渡して起動する。」
阿呆のおいらには、文章の意味はわかっても、PPxから別のプログラムを立ち上げるにはどうしていいかわからなかった。
PPxの使い方を解説したページなどを参考に、そのとおりにしているつもりなのに、うまくいいかず、何度あきらめたことか。
一例をあげよう。
選択したエントリのパスをポチエス(関連付け版)に渡して、ポチエスで関連づけされた任意のプログラムで開く。
これさえもできんかった。(恥ずかしい話だけれど、これほんとの話。まじ、笑えない)
どうでもいい与太話はこれくらいにしておいて、
PPxから各種プログラムにパスを渡して起動する方法には、今現在、おいらがわかっている限りでは3種類ある。
- 個人用実行メニュー 「M_exec」 に登録する方法(個人用実行メニュの設定をし、個人用実行メニューを呼び出して、実行する)
- ContextMenu 「M_Ccr」へ追加する方法。 (コンテキストメニューから実行する)
- PPCUSTW.EXEを使って、機能・キー割り当てあるいはコマンド実行にキーを割り当てる方法。(特定のキーに実行したいコマンドなり機能なりを割り当てるということ。PPcの画面上でショートカットキーからコマンドが実行できる)
文章にしてみただけでも、書いている自分にさえ、わけがわからない。救いようがないというのはこういうことだ。
とにかく、順を追って説明してみる。
1.個人用実行メニュー M_exec に登録する方法
PPxカスタマイザーから登録できる。
カスタマイザーのメニューのタブから M_execに実行コマンドを指定すればいい。
と言うと、ものすごく簡単そうに思えるが、おいらにとってはそうではない。
単純に実行プログラムを起動するだけなら、実行プログラムのパスを記述すればそれで事がすむが、パスを渡すとなると、そうは問屋がおろさない。
マクロ文字を使わなければならない。
作者の方は非常に親切で、設定ダイアログに「マクロ文字挿入」というボタンをわざわざ用意してくれている。
%Ob PPbを使わずに実行
%FCD ファイル名(一つのみ)
%#FCD ファイル名(列挙)
等々。悲しいかな、わけがわからん。
ポチエス(関連付け版)を登録してみたが、なかなかうまくいかない。四苦八苦のすえ、以下のとおりで、うまくいった。
%Ob C:\soft\esExt\esExt5.exe %FCD |
パスを渡して任意のプログラムを実行するには、パスを渡さないことには。話が始まらない。という超基本的なことにやっと気がついた。
これで開眼。あれこれ、必要そうなプログラムを登録してみた。
以下その例
Fenrir (&J) = %Ob C:\shortcut\fd.lnk /key=%FCD &Empty bin = C:\tool\nircmd\emptybin.lnk es&Fl = %Ob,*CD"%0"%:C:\tool\esFlr5107\esFlr5.exe esExt &K = %Ob C:\soft\esExt\esExt5.exe %FCD &Metamor = %Ob "C:\Program Files\metamorphose\metamorphose.exe" %FCD P&NG = %Ob C:\tool\Yukari\BlastPNG.exe %#FCD &Photo Filtre = %Ob "C:\Program Files\PhotoFiltre\PhotoFiltre.exe" %#FCD &Shuredder = %Ob C:\tool\cshred110\CyberShredder.exe %#FCD FS &Resize = %Ob "C:\Program Files\FastStone Photo Resizer\FSResizer.exe" %#FCD FS &Viewer = %Ob "C:\Program Files\FastStone Image Viewer\FSViewer.exe" %#FCD お気に入り(&A) = %K"@0" |
PPX.CFGのファイルを編集する場合は
"KC_main = { ; PPc メイン窓" に以下を記述すればいい。
',' ,%M_exec |
こうすることによって、PPcを開き、任意のエントリを選択し(ひとつでも複数でも、コマンドの設定で、%FCDにしたか%#FCDEにしたかの選択次第で自由に指定できる)、
「,」を押しさえすれば、個人用実行メニューがポップアップし、やりたいことはなんでもござれ。
この設定ができた時には、天にも昇るような気持ちがしたもんだ。ほんと、涙が出そうになるほどうれしかった。
第2、第3の方法は次回。
つづく
付記
以前、当ブログで、PPxがまるでわかってなくても・・・なる駄文を書いたことがありますが、それ以降、ほんの少しずつではありますが、PPxのことが若干、より理解できたことなどがあったりします。忘れないうちにメモしておいたほうがよかろうということで記録しました。
間違いのないように十分注意はしていますが、あくまで「使えた気になれるかもしれない」ものでして、とんでもない勘違いをしている場合があるやもしれません。どうかご容赦ください。
いつものことながら、作者の方に深く感謝です。
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