2008-02-16

Locate32で外部ソフトを起動させる

Locate32はとにかく検索がすてきに速いソフトだと以前このブログに書いたことがある。
速い!! とそれだけに魅せられて、これまで深く使い込むことがなかった。
別に深く使い込もうと思わなくても、便利な機能がたくさんそろっているので、それだけで満足していた。

使っているうちにこんなのできたら便利だなと思うことがたびたびあった。それはというと、検索結果のファイルなりフォルダのパスを任意の外部ソフトに渡して起動できたらいいのにということだった。
マウスの右クリックからポチエスに渡してしまえばそれで問題は解決するのだけれど、マウスを操作するのがなにぶんうざったい。
であれこれ調べたところ、ショートカットキーに外部ソフトを割り当てられることがわかった。方法は以下のとおり。

・検索結果のパスを外部ソフトを渡して起動させる

Option から Setting 画面を開き、一番右側にある Keyboard shortcuts のタブを開く 





























新規にショートカットを登録するには New をクリックする

画面中ほどの Key のラジオボタンをチェックして 割り当てたいキーを押す

画面一番下の Action のプルダウンメニューより Action を選択する
Action の右側にある Subaction のプルダウンメニューより Execute Command を選択しすぐ下にある空欄に 起動させたい外部プログラムのパスに引数をつけて入力する
引数は  ファイルパスが %d  ペアレントディレクトリが %p 

たとえば画像ビュアー Garan を起動したい場合は以下のようにする。
(引数を""で囲まないとうまくパスが渡らないようなので念のため)

C:\tool\Garan\Garan.exe "%d"

いやぁ~ これは楽だわ。なんでもっとはやくに気がつかなかったんだろ
テキスト検索ソフト、各種プレーヤー、エディタ、リネームソフトなんか、割り当てておくとよい。

こんなに便利になった上に、もっと便利なことができるのがこのソフトのすごいところ。
Locate32のフォーラムをのぞいていたところ、なんとショートカットに複数の動作を割り当てることができてしまうという。ちなみに当該ポストはこちら

方法は以下のとおり

・ショートカットに複数の動作を割り当てる
フォーラムの質問にある動作「当該フォルダを開きつつ、ファイルパスをクリップボードにコピーする」設定の場合。ショートカットを割り当てる方法は外部ソフトの場合と同じなので省略。

違ってくるのはActionの設定から。
ようは、同じショートカットキーに2つのActionを割り当てればいい。

まず Menu Command から File/Open Containing Folder を選択し、すぐ上にある + ボタンをクリックする。
すると二つめのコマンドが選択できるようになるので、二つめのコマンド File/Special/Copy path to clipboard を選択してOK を押せばよい。

割り当てたキーを押すとフォルダが開くとともにパスがクリップボードにコピーされる。

なお任意のファイラでフォルダを開きたい場合はあらかじめファイラの設定が必要。
OptionからSetting画面を開き Advance タブの 中ほどにある
Use other program to open folders にチェックを入れて ファイラのパスと引数を入力しておく

これは文句なしでめちゃくちゃ便利だ。
ふたつの外部ソフトを一つのショートカットキーに割り当てられるのだから。
使い方としては以下のようなものが考えられる。
任意のファイラでフォルダを開きつつ、
・画像ビュワーで画像を開く
・エディタで当該ファイルを編集する
・テキスト検索ソフトを起動させる などなど。

とここまで書いてきて気がついた。
ファイラと外部ファイルを抱き合わせで一つのショートカットキーに登録しておけばいいやん。

おわりに

とにかくすばらしく速いだけでなく、細かいところまで作り込んであり、使い勝手のよいソフトだということがわかった次第。どうやって使ったらよいかわからない機能が手つかずで残っているうえに、まだまだ開発途上中らしい。気長におつきあいしていきたい。
作者の Janne Huttunen さん。どこのお国の方か知りませんが、どうもありがとう。

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